掲載シナリオ数: 719

タグ: 2人

初めてのマーダーミステリー ~悪魔の証明~

叔父が死んだ。 叔父はろくでもないやつだった。 だから死んでも悲しくない。 でも、もし姉弟がやっているとしたら。

行先は?

とある兄弟がある目的地を目指して駅へと向かった。 タイミングよくやってきた電車に駆け込もうと 急いで階段を登ると、真っ白な光に包まれた。 ゆっくりと目を開くと特に変わった様子もなく、 兄は弟の手を引っ…

枯葉、紅く舞い散りて

開け放たれた窓から、心地よい秋風が吹き込んでくる。 今日は雲ひとつない良い天気だ。 こんな日は、今まであまり話せなかったようなことも、自然と口にできそうな予感がする。 「何か話したいことでもあるのかな…

2人の証言者ーRE:Design版ー

ある小さな喫茶店で殺人事件が起きました。 被害者は「銃」で撃たれての「即死」です。 あなたはその証人としてこれから「証言」します。 公平・公正な「証言」のため、あなたは何の情報も知らされていないまま証…

蒼く滲むのは

君がやりたいことはなに? 君がいきたい場所はどこ? 君の好きなものは? 嫌いなものは? 君の幸せはどんな形なの?

二人きりのスパイ

「ぶっとびトマト」と呼ばれる違法な依存性のあるトマトを販売する企業のアジトから重要品を盗むため、二つのスパイチームからエースがそれぞれに忍び込んでいた。しかし任務は難航し、静かに脱出しようとしたアジト…

探偵作家常盤蘭時の事件簿ー現沼くんの事件簿?ー

探偵作家常盤蘭時の事件簿ー現沼くんの事件簿?ー ・PC1 現沼くん 二十歳 男性 常盤蘭時という探偵兼作家の担当。本業は新聞記者。 ・PC2 通りすがりのおじさん 三十代 男性 通りで現沼くんに話しか…

間違い手紙

一人暮らしを始めた矢先、ある間違い手紙が届く。 本来はゲームの友達に宛てられたもののようだ。 不憫に思った篠口は返事をした。 しばらくして、今度は篠口宛てに手紙が届いた。 「助けて、姉ちゃんが殺された…

私はホームズではありません!!

 ロンドン発、ニューヨーク行きの飛行機の中。  まばらな乗客の眠りを妨げるように、客室乗務員の声が響く。 「お客様の中に、名探偵はいらっしゃいませんか〜?」  ざわつく機内。1人の男が手を挙げた。 「…

キャーロット・ホームズとソラトンの秘密の部屋

見知らぬ部屋に閉じ込められた、 死体と、助手と、名探偵。 キャーロット・ホームズの冒険が、今、はじまる。

Only You

白山と黒川と灰谷は中学高校生時代からの付き合いで、シェアハウスをするほどの仲。 そんな「三人組」だった。 今日はその中の一人、黒川の誕生日である。 しかし朝のことである。 「灰谷、遅いな」 黒川の親友…

春怨

「だれにでもできることが、いちばんこわいのです」 舞台は太平洋戦争直前の日本。 風光明媚な庭園に囲まれた鞠村家をたずねた、美しいドイツ人の青年。 50年の時をこえて、その出来事は、 かれらの血を引くも…

或る怪盗のジレンマ

 19世紀ロンドン。世間を騒がせていた怪盗『ジレンマ』がついにロンドン警視庁に捕らえられた。  冷たい留置場で検事は笑みを浮かべてこう持ち掛ける。 「これまでの行いをすべて自白するか、このまま黙秘を続…

あの秋がみらいにおわりをつげる

※本作品は『あの春をむすんでひらいてまたむすぶ』と『あの雪がとけるまでいつかきっと』と『あの蝉のこえはもうとどかない』の続編です。 とある神社に保管されている秘宝「魂魄の勾玉」。沢田御子経由で、その秘…

デモンズボックス・デッドライン

あなたたちは廃屋から出られなくなっていた。 それぞれが違う部屋におり、片方の部屋には死体があり、もう片方には悪魔の箱がある。 通信があるおかげで、それぞれ連絡を取ることができる。 ここは悪魔の存在する…

月は狂気で湖畔を照らす

――あの湖は「月の狂気」に満ちている。 そう言われるようになったのは、いつからだろう。 それは満月の翌日にいつも不可解な死体が発見されるからだ。 3人の男女が訪れたある日、事件は起きた。 男が死体とな…

あの蝉のこえはもうとどかない

取材のため木々に囲まれた遠隔地に訪れていた麻倉孝太郎と沢田御子。取材後の晩餐の最中、物音に導かれるように覗いた部屋に、主人である小説家の死体。なぜか“魔女”と断定され幽閉される御子……孝太郎は御子の無…

悪人連鎖

あらすじは画像参照

ほぼ殺人が起きない平和な世界

現代日本と同程度の科学水準をもつ異世界での物語。 『殺人事件』がほぼ起きない世界で、あろうことか起きてしまった!  その謎に挑む刑事とアドバイザーの二人になり、事件を調査していく物語になっております。…

ひまわりの恋

「ひまりが死んだ。」と、 執事の津田は言った。 津田の車で、 ひまりの葬儀に向かっている。

もしもこれから(謎解き×マーダーミステリー)

はるかとあきひとは幼馴染で恋人同士 同棲を始めてから衝突してしまうことが増えてしまった そんなある日 ふたりは不思議な箱を手に入れて…

葬愛の祈り

人気小説家:久遠 紡。多忙な紡を献身的に支える妻の久遠 佳澄。 2人は世田谷区池尻に一軒家を構え、仲睦まじく暮らしている。 何気ない幸せな日常。そんな日々に、暗い影が潜む。 ー2023年12月24日ー…

二匹きりの恋人相談会

犬のミカン、猫のマカロンは、風邪で寝込む飼い主なーくんの側で静かに休日を過ごしていた。 「あーあ、こんなときに彼女がいたらなあ。まーちゃん、彼女になってくれないかなあ」 そのとき、なーくんのスマホに、…

本命は私よ!

国宝級のイケメン:彼君と付き合えて本当に幸せな日々を送っていたが、彼君に女の影がっ…?! 彼君と付き合っているのは私…。「自称:彼君の彼女」を名乗る女は言ってることメチャクチャで話にならない! そうだ…

古の姫君とショゴスの囚獄

自らが『姫』であることしか覚えていない記憶喪失の少女二人は、覚えのない牢屋に閉じ込められた状態で目を覚ます。床には赤い血のりで『お前を必ず殺してやる』『お前をここから出すわけにはいかない』との文字。だ…

アクオトギ

その夜、 ある富豪の所有物であるコンサートホールの灯りが煌々と点いていた。 不思議に思った警察官が扉に触れる。 妙なことに鍵はかかっていない。 警察官は中に入った。 ステージ上のグランドピアノの側には…

聖者の懺悔

扉を開けると  血のような悪臭がして  誰かが倒れているように見えた。

アリバイのない7人の犯人

貿易が盛んな港町。 この町では行商に勤しむ人々に限らず、 演劇を中心とした舞台を楽しみに多くの人々が訪れる観光地でもあった。 本格的な冬を前に、明日、 この町で一番有名な劇団が新作の演劇を披露する。 …

初恋は腐臭と共に

白塗りの壁に囲まれた怪しい部屋 耳をつんざくのは、スピーカーから響く甲高く割れた女の声 視界を埋め尽くすのは腐った死体の数々 そして視線を下にやれば…… 視界に入るのは、足元に転がる新鮮な死体と 腐り…

一瞬の夕日は輝いていた

優陽は 2 年ぶりに故郷である小さな町に帰ってきた。 誕生日を祝うと言ってくれた優斗の家へ 向かいインターフォンを押す。 ドアが開き優斗を見た瞬間、 優斗がこれから死のうとしている という確信を優陽は…

トルソーに向日葵

油蝉の鳴き声が纏わり付く中、 僕が目にしたのは ―― 首のない死体と、 物憂げに佇む男の姿だった。

ルアとルイ

 肌寒い秋の昼下がりに、学生寮の2階で事件は起きた。  双子である〈ルア〉と〈ルイ〉の目の前には、1歳上の兄である〈リア〉が、無残な姿で横たわっている。兄の体からは、鮮やかな赤色の血液が、ゆったりと流…