2年前、私の友人が亡くなった。 多くの犠牲者が出たホテルの爆破事故。 私の友人はその事故に巻き込まれた。 それから2年後、亡くなったはずの友人から手紙が届いた。
「山奥にある洋館でパーティを開くから是非来て欲しい。」

洋館に入ると7人の見知らぬ人物が待っていた。 玄関ホールに置いてあるモニターに 黒狐の仮面を被り、黒いローブを纏った人物が映し出された。

「ホテルの爆破事故、  あれは事故ではなく事件である可能性が高い事を知った。  そして君達に辿り着いた。  この中に私の大切な人の命を奪った人間がいる。  君達で犯人を探し出し、  そして私に差し出してくれ。必ず殺してやる。」

逃げ場のない洋館の中で命をかけた推理が始まるー。