西暦20**年 

日本  ある日、超人的な力を持つ人間が人知れず誕生する。  靖(アキラ)と名付けられた彼は、自らと同じ超能力を持つ仲間を集め一つの組織を創り上げる。自然的・人為的な大災害などを未然に防ぐなど、表立つことはせずに人々を助けては立ち去る。  そんなヒーローのような組織「psicle(サイクル)」が実在していた。  ある日の夜、靖(アキラ)団長の伝達により本部へ集まる団員5名。彼の指示の元、皆は手分けして彼らの拠点である本部の中を散策する。  

およそ1時間後、アキラが何者かに殺害されている現場を全員は発見する。 犯人は恐らくこの中にいるはずだ。  疑心暗鬼に囚われる彼らに追い打ちをかけるかのように、外は凄まじい豪雨と風が吹き荒れている。