おだやかな昼下がり。
静かな研究所に、場違いなほど陽気なメロディが流れました。インターフォンの呼び出し音です。 ここ1年ほど鳴ることのなかったその呼び出しメロディは、研究所を作ったドクターが設定しました。 こうやって残り香を思い出すことはあっても、もういない、死んでしまったひとです。
「ただいま、私のシュガーディアたち!貴様たちのドクターのお帰りだぞ!」