ある天才科学者が、心臓が弱く外出のできない娘のためにおもちゃのロボットを作り、彼女の友達として与えていた。 おもちゃたちはまるで意志をもったかのように動く。現在いるおもちゃは、ロボ・フランス人形・兵隊・犬型ロボット・テディベアの5体。しかし、闘病生活の末、娘は心臓発作で亡くなってしまった。
そしてその1週間後、今度は科学者がダイニングで死んでいた。科学者の周囲には割れたカップと苦しんだような跡が。自殺か、他殺か…。屋敷には当時、5体のおもちゃたちしかいなかったという。 もしこの中に殺人を犯すような危険なおもちゃがいるならば、置いておくことはできない。犯人であるおもちゃはスクラップになってしまう…