ここはマダミス小学校6年M 組。田舎のとても小さな平屋の学校で、このクラスも男子3人、女子3人の6人しか在籍していない。担任の佐藤先生は、普段は温厚だが、怒ると怖い。卒業生にもらった木彫りの象の置物、通称「ぞうくん」を大切にしている。 ある日の5時間目の授業のことだ。教室に入ってきた佐藤先生が大きな声で叫んだ。
「ぞうくんがない!!!!」 みんなで捜索を重ねるとそこには、鼻の折れたぞうくんの姿があった。
ぞうくんを壊したのは誰なのか?どんな経緯があったのか? 女子3人の情報をもとに、真相にたどり着こう!