住人の誰もが身体の少なくとも一部を機械化し、己が脳髄(のうずい)で直接インターネットと繋がる、電脳時代。 そんな電脳時代に、特殊な異能を持つ刑事は、犯罪者として拘束されるハッカーと共に殺人事件の解決を任じられる。 ハッカーは有能であるものの、しかし手放しで信用できる存在では無い。 刑事は己が能力を活用しながら、相棒たるハッカーと協力し、しかし決して信頼せず、難事件解決に挑むのであった。