舞台となるのは“ポプラの街”。 大きな大陸の西の外れに位置するこの街で、とある男の死体が発見される。 殺害されたのは、ラーム教国の司令官を務める男だった。 ラーム教国と言えば、この街から遠く離れた東の大国。 あらゆる民族を一つの宗教で束ね、高度な魔法技術を操る宗教国家だ。 この男の死を皮切りに、手に汗握る犯人捜しの4時間半が幕を開ける。 容疑者は、とある4人の来訪者達だった。 だが、この時はまだ誰も知らない・・・

この後に待ち受ける、あの壮絶な未来を。