“幸御代(ゆきみだい)一族”
それは明治時代から続く名家の家系。 現当主の孫たちが、家督相続を決めるゲームを行うために、雪山の山荘に集められた。 だが、そのゲームは始まることなく事件が起こった。 突如山荘内に響き渡る悲鳴。 悲鳴があったと思われるリビングに集まる彼ら。 鍵の掛かった扉を壊し、リビングに入るとそこには予想だにしなかった惨劇が起こっていた。 そして山荘を訪れる探偵。 この事件の結末はその探偵に委ねられた。