人里離れた森の奥に佇む洋館、そこには現代医学では治療方法の見つかっていない病を患った6名の患者たちと、その病を治療すべく研究をする“ドクター”が研究者と被検体として生活していた。優秀で数多くの命を救ってきた“ドクター”がある日、血塗れの姿で発見された。
患者の誰かが殺害したのか、それとも外部からの侵入者か、はたまた事故か・・・真実はわからないが、森の奥で道らしき道もないこの施設からは気安く逃げ出すこともできない。研究施設には数日に1度、維持管理の組織の人が物資運搬で訪れる。その人が来るまでの間、自分の身は殺人犯から守らなくてはいけないと考え、患者たちは施設を調査し、犯人探しを開始する。
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