無類の格闘ファンである大富豪、十本木金座勇。彼はその有り余る財力によって自ら究極の格闘大会『ウルトラバトルトーナメント』を開催した。会場近くには十本木によって宿泊施設が用意され、大会前日、出場する八名全員がこの施設へと集まった。 しかしその夜、出場者のひとりで優勝候補筆頭と目されていた男、通称『人類最強』が何者かに襲われ意識不明の重体となってしまう。

『人類最強』を倒せる人物となると、大会の出場者しかありえない。大会前の私闘は固く禁じられており、十本木はこの事件の犯人を出場停止処分とすることを決めた。