3XXX年、人類はマギ、クリーチャー、リドルの3種類の種族が交わる世界となった。 人間をベースにしたマギ、動物をベースにし能力を持つクリーチャー、未だ謎に包まれているリドルが共存している。うまく共存しながら世界はうまく回っていた。 この話は、とある1つの慈善団体で起きた悲しい物語。 とある年の10月14日、慈善団体『ルーナ・クレシエンテ』のもとに訪問者が現れた。 彼(?)は名を「ファリエル」と名乗り、自分が警察官だと説明した。 隊長のアレクス、隊員のイリカ、ソルフィ、ミラン、ロンドは皆困惑している。
「この平和な団体にいったい何の用だろうか?」 ファリエルは客室に1泊することとなり、1人ずつ話を聞くことになった。 そして次の日の朝、アレクスの声で客室に向かうとそこにはファリエルの変わり果てた姿があった。