日本の大正時代によく似た、しかし少しだけ違う世界の物語。
風華帝国 月島病院の最奥には軍所属の秘密研究所が存在すると言う。
その研究所は塀に囲まれ、入り口の検問を通過しなくては決して入ることは出来ない、 そんな厳重な警備の研究所。
そんな研究所に一通の予告状が届く。
「明晩、研究所の研究成果を頂きに参上する 怪盗X」
巷を騒がしている怪盗Xからの予告状。
物語は静かにその幕を開けるのだった。
大正浪漫マーダーミステリー
風華興隆記 開幕