ロックハート家で行われた美術品の展示会で事件が起きた。 展示会中に作品の上に人が落ち、死んでしまったのだ。 死んだのは作品の作者であり、ロックハート家の娘だった。 遺書が発見されたため、この事件は自殺かと思われた。 しかしその1週間後、奇妙な違和感に気が付いた長男が、 家族みんなを集めた。
「ぼくら家族の中に犯人がいるかもしれない。」
家族の命運を変える話し合いが今、始まる――。