この国では、理不尽が多すぎる。 大震災の日。僕らの記憶は無くなった。僕らが何者であるかさえ…。
震災から数日後、一人の巨人が僕らの島にやってきた。 僕ら「ヤの民」「カの民」「ロの民」は巨人から襲われ、常に命を脅かされる日々。 巨人によって食べられた仲間は数知れず。
いったい僕らが何をしたっていうんだ。 僕が出かけているときに僕のシェルターが盗まれた。 いったい誰が…。
そして僕たちは何をするために生まれてきたのか。 今日も、巨人の襲撃が始まる。 シェルターはどこに。巨人の襲撃を防ぐには。僕らはいったい何者なのか。 「なくしもの」を探す僕らの話し合いが始まった。
僕らの合言葉は常に一つ「どんな時でもピースサイン」