2162年、居住用宇宙コロニー「エテリア」が完成し、人類は宇宙で暮らし始めた。9年後、「エテリアの悪魔」と呼ばれる連続通り魔事件が起きた。捜査が難航する中、ある日、犯人を捕まえたという女性が現れた。ライラ・ベガ、霊能力者だ。彼女は「エテリアの悪魔は悪霊である。」という非科学的な主張をし、公開除霊を予告した。当日、ライラの館には物好きな客人たちが集まったが、公開除霊の前にライラが無惨な死体となって発見された。ライラの傍らのノートには荒ぶる文字でこう書かれていた。「彼はユーリ。最強の悪霊。私は負けた。」残された6人は真相究明に取り掛かる。気が狂いそうな恐怖に抗いながら。