HO1ロイド・ガルシアとHO5ステファノ・ベラルディは若き冒険家だった。 とあるギリシャでの探索帰り、地中海でも観光しようかとオフを楽しんでいた時、ピレウスの海岸でロイドが何かに躓いた。それは大理石のようで、地中に深く埋まっているようだった。 ギリシャではしばらくの嵐が続き草木や砂浜が荒れていると聞いたが、その痕跡なのかもしれない。 冒険家の血が騒ぐ二人は、その石の先が見たくなり、時間も気にせず砂を掘り進めていった。 そこで気づいたのは、この石がまるで神殿の石柱のように長く巨大であるということだった。 数メートル掘っても終わりが見えない石柱には、古代文字でこう書かれていた。 「亡国の天賜よ 眠れや眠れ 深い水の底で」 「兄の足音を子守歌に 眠れや眠れ やがて還るときまで」

※継続シナリオ 3部作の2作品目(第1作目『海底都市の天使』を通過後のプレイをお勧めします)