そろそろ梅雨に差し掛かろうとする1学期半ば ある高校でその事件は起こってしまった 生徒が屋上から飛び降りたのだ これはそんな事件から1週間後の物語 集まった生徒たちがある理由で話し合いを始める 議題は「あの事件の日について」 誰かが呟く 「あの事件の真相が分かるかもしれないし」