関東某県のとある駅、そこから徒歩5分圏内にある県立柏桜高等学校。 学力では県内でも上位に位置し、部活動の実績は少ないものの、多くの生徒が何かしらの部に所属し一度しかない学校生活を謳歌していた。 そこに通うキミ達7人は1年生の頃から一緒に過ごし、競い合い、励ましあってきた仲間だ。そして3年生になり、それぞれの進路に向けて別れの季節となった2009年3月の卒業式、キミ達はそれぞれの思いを胸に秘め、当日を迎えた。
当日、「七瀬 霞(ななせ かすみ)」が突如提案し、打ち上げ会が行われることになった。教職員の許可を取り、馴染み深い校舎で打ち上げをしていたキミ達であったが、日も暮れ、そろそろ解散かと口を開こうとしたその時、提案者であった「七瀬 霞」の遺体が見つかった。
事件か事故か… キミ達は何を考え、どう行動し、どのような結末を望むのか…